特定非営利活動法人ディ
「島ってカッコいい‼」「島に帰ろう‼」を生みだす。島好きメンバー募集します!
募集中の職種、求める人材
営業・広報スタッフ/イベント企画・番組制作スタッフどんな会社?
NPO法人ディは島にまつわるサバクリをなんでもやる島おこし団体です。あまみエフエムは島のことをもっと島の人に知ってもらうために2007年に開局しました。来年で10年目となります。
麓代表にあまみエフエムの歴史と採用背景を伺いました!
学生時代から音楽に触れ、公民館やバーで音楽イベントをしている中で「島にもちゃんとしたステージがあればいいのに…」という思いから18年前に「ROADHOUSE ASIVI」を立ち上げた麓代表。
島内外のミュージシャンが集い、音楽を通して「島のカッコよさ」を発信し続けてきた麓代表ですが、もっと日常に触れるものを発信したいとの思いで、9年前に特定非営利活動法人ディを開局されました。
そんな島の「かっこいい」を発信し続ける麓代表にお話を伺いました。
麓代表>ちゃんとしたステージができたことによって島外のプロミュージシャンからの問い合わせが増えたんだよね。その人たちに接しているとみんなが口をそろえて「島唄のカッコよさ」を語ってくれて。そこで初めて「島ってすごいじゃん!」みたいなことを認識したんだけど。
ASIVIを続けていく中で「元ちとせ」ちゃんや「中孝介」くんがメジャーデビューして、島の音楽が島外に出て行って、ものすごい評価を受けているという情報が島に入ってくる。メディアを通して島のアイデンティティが築かれていった。島の人たちが「島のカッコよさ」を認識し始めたタイミングで、今度は島から島の情報を発信したいと思いラジオ局を立ち上げました。
地域に根差して自由にやりたい、地域の人たちの声を反映させて番組を作り上げていく、そんなスタイルをとりたくて「NPO(特定非営利活動法人)」を選んだ。
「島がなんか面白いことやっている」って流れになってきたから、今度は「島に帰ろうかな」という流れを作りたくて。島に興味をもってきてくれるIターンも嬉しいけど、地元が面白そうだから戻ろうかなというUターンを増やしたい。そんなことを一緒に企んでくれる人を募集したいと思って求人を出すことにしました。
「地域貢献したい人」はもちろんだけど「人が好きな人」「クリエイティブなことが好きな人」に応募してほしいと思います。株式会社ではなくNPOとして存在しているから柔軟に仕事ができる。自分たちが「かっこいい」「楽しい」と思う仕事をしていたら、「島ってカッコいい!楽しそう!」と思って島に戻ってきてくれる人が増えると思っています。
どんな職場で働くの?
放送を支えるスタッフさんたちが働く事務所。書類に囲まれ仕事に追われ…と想像しながらのぞいてみたら、みなさん和気あいあいとお仕事されていました。
屋仁川から見える「やんごディ!スタジオ」と、「末広市場ディ!放送所」。ここでラジオの放送が行われます。。
「あまみエフエムで働く理由」を伺いました!
企画製作スタッフ 手蓑さん 入社1年目。
島に生まれ島に育ち、島の学校を卒業して島で働く。そんな選択をしてきた手蓑さんには「気負いがない」というのが第一印象。学生の時、ボランティアスタッフとしてイベントに参加したのがきっかけであまみエフエムに出会い、進路指導の先生に進められてインターンシップを経験。専門学校の卒業が近づき、将来の選択を迫られた時には「島を出て愛知県で製造業に携わろう」と思っていたとおっしゃいます。
手蓑さん>「あまみエフエムでこんなことをしてやろう!」とか、そんな気持ちはなくて。インターンシップであまみエフエムにかかわって、そのご縁で入社することになりました。
卒業当時は「一度は島を出た方がいい」と周りに言われていて。同級生たちも島を出る人が多かったので、愛知で製造業に携わろうと思っていました。でも、自分としては島を出ることにこだわりがなく、出るか残るか迷っていた。迷うならば3年働いてから考えようと思って現在に至ります。
編集部>お仕事をされてみていかがですか?
手蓑さん>制作スタッフとしてラジオやイベントで「音」を扱う仕事をしているのですが、最初の1年は仕事を覚えることで精一杯でした。仕事上のスキルだけでなく、いつも身近にあったはずの島の行事を、あまみエフエムに入ってから改めて知ることも多くて。自分は島のことをあまり知らなかったんだ…ということに気づきました。普通に暮らしていたらそんなに深くかかわることのないような人ともかかわることができ、知り合いの幅も広がって。2年目になってようやく、「あ、そろそろこの時期だからこれをしなくちゃな」なんて、覚えてきたことを活かせるようになってきました。
最初は3年経ったらもう一度島を出るか残るか決めようと思っていたけれど、今は目の前の仕事を1年ずつよくしていきたいと思っています。
営業 竹内さん 入社1年目
横浜出身で、営業として働いていた彼は「地方に住みたい」「モノづくりに携わりたい」と思いたち勤めていた会社を退職。腰を落ち着ける場所を求めて国内を旅行し、とある伝統工芸の職人を目指すことに決めたそう。しかし、職人のもとへ技術の伝授を頼み込みに行くもかなえられず、自分の方向性に迷いが生じていた時にあまみエフエムに出会った。そんな彼に現在の想いを聞いてみました。
竹内さん>もともと「まちづくり」とか「地域活性化」とか、そんなキーワードに興味はありました。だから地方で伝統工芸士になりたいと思ったのかもしれません。
自分が住みたい場所を探すために旅行をする中で、外から来た人が「地域のために」って活動をしている場面を見てきて、本当に「地域のため」にやっている人ってどれくらいいるのだろうかって思うようになりました。
そんな時、奄美に2週間滞在して島に住みたいと思い、あまみエフエムに出会いました。ラジオ局は情報が集まる場所なんじゃないか?特にここには地域の情報が集まってくるはず。そう考えたらより興味が出てきた。でも、外か来た自分は絶対入れない会社なんだろうと頭のどこかで考えていました。
まあ、そう思ってはいても止められなくて面接をお願いして、現在に至ります。楽しむ余裕はまだありませんが、ここにいると島の動向が見えてきておもしろい。きっと飽きることはないんだろうなと思っています。
ラジオパーソナリティー 渡さん 入社5年目
高校を卒業して島を出た。生まれ育った島に戻りたいと思いながら「一旗あげなければ帰れない」と悩んでいた。悩んだ末に「島に帰ろうかな」と電話で伝えたとき、「そう思っているならば早く帰ってくればいいじゃない」という言葉が返ってきて拍子抜けしたという。
今では彼女の声をラジオから聞かない日はない。彼女のしゃべりで島口を勉強し、笑顔になり、励まされる。そしてなんだか彼女を応援したくなる。そんな声の持ち主に、現在に至るまでのお話を伺いました。
渡さん>10年前に島に帰ってきてビールの営業をしていたときにASIVIでイベントがあって。「島おこし」に取り組んでいた麓代表に出会いました。やっていることがとてもおもしろそうで、もっとたくさんの人に「島さばくり」を知ってもらいたいと思い、私も一緒にやらせてくださいって頼みました。あっさり断られましたけど(笑)。
あきらめられなくて会うたびに頼み込んで、ようやく「一緒にやる?」って言ってもらいました。それから成り行きでパーソナリティになって、2年くらいは「私でいいのだろうか?」「私には向いてないんじゃないか」と悩みました。悩みながらも、私を指名してくれた代表や、いろいろなことを教えてくれる先輩を信じて続けてきました。あるとき「私にできることをしよう」と思えるようになってきて、今では地域の人にたくさん出てもらって、人と人をつなげる人になろうと思いながらしゃべっています。
洗練されたものにあこがれて島を出て、いろんなものを見て自分のルーツに戻ってきて、今だからわかる島の良さを感じられていると思います。島口もその一つ。島口を残していくためにもしゃべり続けたいと思っています。
募集要項
事業所名 | 特定非営利活動法人ディ |
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事業所所在地 | 鹿児島県奄美市名瀬金久町4-3 2F |
募集職種 | ラジオ制作オペレーター・営業 |
雇用形態 | 正社員・契約社員 |
学歴・経験・資格等 | 学歴・経験やスキルは求めていません。人を喜ばせるのが好きな方、受身ではなく能動的な仕事ができる方、物事をよりよくする工夫をしようとする方を求めています。 |
給与 | 月給13万~18万円 |
勤務時間 | 9:00-19:00(70分休憩・放送シフトによる) |
休日・休暇 | 週休1日(月に一度2連休あり)・年始休み・その他応相談 |
加入保険等 | 雇用・労災・健康・厚生年金 |
その他 | マイカー通勤不可・産休制度あり(実績あり)・要普通免許 |
HP | http://jobsenba.com/offer/s/id/51 http://jobsenba.com/offer/s/id/52 |
採用されるとお祝い金がもらえる応募フォームはこちらから
Posted by ジョブセンバ編集部 at 15:01