募集中の職種、求める人材

（正社員）歯科医師、（正社員、パート）歯科衛生士

通院困難な方の治療を行う訪問診療中心のお仕事です。健康で明るい方を求めます。
※歯科医師の求人は終了いたしました。ありがとうございました。

どんな病院？

医療法人社団拓美会は、東京都町田市木曽団地に木曽団地歯科を開設後、平成16年に奄美大島の奄美市名瀬朝仁新町と龍郷町赤尾木の2箇所で診療所を開設。

診療所内は清潔できれいなつくりになっていて、かわいいキッズスペースも設けられていることから、子どもからお年寄りまで幅広い世代が通う、地域に根付いた診療所として支持されています。





また特徴的なのは、開設当初より訪問歯科診療を専門に実施していること。

老健施設やグループホーム、在宅等々の通院困難な方の治療と口腔ケアに、訪問部が毎日島内を走り回っています。


朝仁歯科医院、赤尾木歯科医院、訪問歯科と3名の医師が在籍していますが、いずれもIターン。
働きやすさはもちろん、海など美しく豊かな自然に魅了され、公私共に島暮らしを楽しんでいるようです。それぞれの医院と医師を紹介していきます。

朝仁歯科医院

かわいい三角屋根が目印の朝仁歯科医院。

中に入ると、清潔感あふれる明るい待合室と、きびきびと働く笑顔あふれるスタッフが出迎えてくれます。






備前元文院長

「学生のころから"島"で働くというビジョンがあった」という備前医師は大阪出身。
大阪・京都・神戸の近畿三都をまわって経験を積み、4年前に朝仁歯科院長に就任しました。

日々多くの患者さんに接していますが、
「一人でも多くの人に必要とされるような、地域密着の歯科医院を目指したい」と語ります。

また、外来だけでなく通院困難な方へのケアもできる訪問診療に関しては、
「施設のほか、島は高齢者などの一人住まいの多い地域で、求められている。毎週の訪問を楽しみにしてくれる人がいて、"助かった"、"ありがとう"、といわれるとよかったなあとやりがいを感じますね」。

赤尾木歯科医院

奄美大島北部の龍郷町にある赤尾木歯科医院は「島で一番海が近い歯医者」。周囲に歯科医院がなく、地域の口腔ケアの中心的役割を担っています。





この医院で診療を担当する横山栄二郎医師は、埼玉県からのIターン。
外来のほか訪問診療、また奄美看護福祉専門学校の講師も務めています。

仕事としてのやりがいのほか、島暮らしも満喫中。
「海がすきで、海の近くに住みたいとずっと思っていました。今は自分も子育てをしながら、家族で島の自然のなかで遊んでいます」。

訪問歯科診療

今回の募集のメインとなる訪問歯科診療。

現在、朝仁歯科・赤尾木歯科では半径16キロ圏内にある老健施設やグループホーム、在宅など15箇所の訪問診療を行っています。

座位で診療を行わなければいけないことや高齢でコミュニケーションがとりにくいことなどが、通常の外来とは違う難しさであるといいます。



現在訪問診療をメインで行ってる、椎名順朗医師は鶴見大学（神奈川県）の歯学部講師を定年後にIターン。補綴専門の技術を生かせるのと、釣りなど海の魅力に"はまった"と言います。





「訪問診療は、コミュニケーションがとりづらいので、患者さんの顔色と動きを見ながら進めていきます。難しい部分もありますが、診療がうまくいくと、患者さんが本当にいい顔をして喜んでくれる。それを見るとほっとするんです」

コミュニケーションがとりづらいといいますが、しっかりと患者さんの目を見て、やさしく声を掛けながら診療にあたる椎名医師。
患者さんが抱える口腔の不具合の原因を察知し、その場で適切な処置を施していきます。

「大丈夫？どうかな？」という確認に、患者さんもほっとしたようにうなずくと、椎名医師や一緒に診療に当たる歯科衛生士にも笑顔が。

時に談笑も交えながらの診療風景に、訪問診療のやりがいの一端を見た気がしました。





地域のなかで求められる仕事に従事しながら、すばらしい島の環境をも楽しむ暮らし。
興味を持った方はぜひご連絡ください。


※歯科医師の求人は終了いたしました。ご応募ありがとうございました。